『グラビティフォールズ』第6話感想|男祭りだわっしょいしょい
第6話『男になりたい』
©Gravity Falls/Alex Hirsch/Disney Television Animation
あらすじ
男らしくないことを馬鹿にされ、パンチングマシンでも最弱の結果を出してしまったディッパーは、森で出会った野性味あふれる怪物・マンノタウロスに男らしくなりたいと訴え、彼の仲間たちと共に厳しい修行を始める。
一方、喫茶店を営むスーザンに惚れているスタンのために、メイベルは彼のイメージチェンジを画策する。
感想
第6回の不思議は屈強なモンスターたち。
マンノタウロスたちに、最終試練としてマルチベアという怪物の命を奪うよう言われたディッパーですが、マルチベアが自分と同じ女の子らしいポップミュージックを好んでいたことが判明して意気投合。
マンノタウロスたちにマルチベアを倒さないことを宣言し、後で話を聞いたスタンに、自分の意志を突き通したその行動こそ男らしいと言ってもらえるのでした。
スタン的には特に励まそうとする意図はなかったようですが、正論だと思うし、ディッパーの努力と勇気が報われてよかったです。
その後、一本チョロっと生えてきた念願の胸毛はメイベルに引き抜かれてスクラップブックに保存されてしまいますが。
メイベルこわっ。
ちなみに僕は未だに胸毛生えてないんですが、アジア人だからでしょうか。
ディッパーとマルチベアが好きな曲は明らかにABBAの『ダンシング・クイーン』のパロディでしたが、あそこまで似ているともう本物にしない意味あるんでしょうか(笑)
ゲストキャラのマンノタウロスたちもマルチベアも気のいい奴らで好きでした。
マンノタウロスたちはディッパーに反発されたタイミングで襲いかかってきてもおかしくなさそうですが、特にそういうこともなく、「何か作ってできあがったら壊そうぜ!」とか言ってどっか行っちゃうし。
マルチベアも好きなことを好きと言えて、自分が仕留められることも受け入れられるナイスガイだし。
ただマルチベアは、デザインについてはマジで苦手。
文字通りマルチに、頭が複数生えてるんだもん。
ヴェノム・ザ・マッドネスとか、アンパンマンに出てくるたんこぶまんと同じ種類の気持ち悪さを感じました。
メイベルのスタン改造計画の方も相変わらずのギャグ満載で面白かったです。
スタンはディッパーとは逆に、剃っても剃っても一瞬にして胸毛が生えてくるんですね。
結局スタンは何も変わりませんでしたが、メイベルの「大叔父さんは直しがいがある人」という後押しもあって告白は成功し、スーザンがスタンに電話番号を渡して一件落着。
と見せかけて、スーザンの方からうんざりするほど熱烈な電話が入るようになるというオチ。
頑張れスタン。
ディッパーサイドとメイベル&スタンサイドを交互に映して歌を流す演出もフィニファっぽくて楽しかったです。
評価:☆☆☆(5点満点)
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