『ゴッサム』シーズン1-2話感想|この街に容赦はない
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シーズン1第2話『セリーナ・カイル』
あらすじ
ホームレスの少年少女を狙った誘拐事件が次々に発生。
ゴードンとブロックは捜査を開始する。
※この記事は2017年11月13日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。
感想
炊き出しのふりをして子供たちをさらう男女二人組の不快感がハンパじゃないです。
しかも黒幕がドールメイカーとなると、恐らく目的は実験関係。
凶悪すぎるだろ。
もっとしっかり罰を受けて欲しかったわこの二人……。
現場にいた体格の大きい子供を犯人だと決めつけるブロックもひどい。
ブロック、原作から引き継いでるフランクな部分は好きなんですけどね。
いかんせん、このドラマだとゴッサムの色にめちゃくちゃ染まっていて、納得いかない言動が多いです。
前回、ゴードンにペンギンを始末させたのには、やはり「これでお前も潔白じゃない」という弱みを握る意図があったようです。
これはこの街の新人刑事の通過儀礼なんでしょうね。
まあ、実際にはゴードンはペンギンを逃しているんですが。
そんなペンギン、河の向こうの街でヒッチハイクした意地の悪い若者たちに対して、生き延びるためにペコペコ。
でも、友達もどきができてちょっと嬉しそうにも見えるのは、虐められっ子の特性かもしれません。
ところが、歩く姿がペンギンっぽいと言われて、ついにブチギレ。
禁句を言われてプッツン
©Gotham/Primrose Hill Productions/DC Entertainment/Warner Bros. Television
一人を亡き者にし、一人を拘束して家族に身代金を要求しますが、イタズラ電話だと思われてしまいます。
ペンギンのこういうマヌケな感じ、小物っぽい感じもフィーチャーしてくれる脚本が素晴らしいです!
一方、ペンギンにフィッシュの無礼な発言を伝え聞いていたファルコンは、その真偽をフィッシュに訊ねます。
断じて否定するフィッシュを言葉では許すファルコンですが、涼しい顔で、部下たちにフィッシュの恋人へ制裁を加えさせます。
完全にギャング映画のノリですね。
怖いけど、スタイリッシュです。
タイトルロールを飾ったセリーナ、残酷な世界で力強く生きる少女って感じでグっときました。
あと、身体がすごい柔らかいですね。
前回での動きといい、パルクールでもやってるんでしょうか。
評価:☆☆☆(5点満点)
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