『ゴッサム』シーズン1-4話感想|くすぶる戦争の火種
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シーズン1第4話『アーカム』
あらすじ
市議会議員が相次いで殺害された。
ペンギンから情報を聞いていたゴードンは、これがファルコンとマローニの代理戦争であると推理する。
※この記事は2017年11月14日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。
感想
「二度と戻ってくるな」と言われたジムに帰省を報告しちゃうペンギン。
命の恩人であるジムのスパイになりたいっていうのは、策略の一環でありながら本音でもありそうな気がしてけなげです。
ていうかちょっとメンヘラ入ってるような。
でも「ピーター・フンボルト」って偽名はどうなんでしょう(笑)
兼ねてより触れられていた「戦争」の正体が、ファルコンとマローニによるアーカムの再開発利権の争奪戦だと判明。
この再開発計画は、本来ウェインが発案したものを、議会通過後にファルコンが手を加えたものだとか。
こういうパワーゲームは、フィクションの中で起こる分にはやっぱり面白いですね。
(『ダークナイト』トリロジーより格段に原作寄りになったアーカム・アサイラム)
©Gotham/Primrose Hill Productions/DC Entertainment/Warner Bros. Television
マローニのレストランで下働きを続けるペンギンは、狂言強盗を起こして金の半分を守り、①オーナーの地位②マローニの信頼③金を同時に得ることに成功。
バットマンのヴィランはほとんど頭がいいけど、ペンギンの場合、目的に金とか地位とかの分かりやすいものが含まれるから、手段のクレバーさそのものにまた別の魅力が生まれますね。
フィッシュ、ファルコンの悪口をがっつりブロックに話しちゃってるけど、大丈夫なんでしょうか。
よっぽど信頼してるんですね。
評価:☆☆☆☆(5点満点)
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