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『アイアン・フィスト』感想・評価|ディフェダーズファンなら見るべし

今回は、4人目にして最後のディフェンダーアイアン・フィストの感想をお届けします。

他のシリーズと比べて散々な評価を受けている本作ですが、言うほど悪くなかったと思うので、無理やり褒めていこうと思います。

 

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©Iron Fist/Marvel Television/ABC Studios/Netflix

 

概要

アイアン・フィストは同名のコミックスなどを原作としたドラマで、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)に含まれます。

アイアン・フィスト/ダニー・ランドは、異次元に存在する秘境クン・ルンで拳法を極めし男です。

不死の龍ショウ・ラウを倒し、「アイアン・フィスト」の称号を手にしたことで、絶大なパワーのをその拳に宿すことができます。

 

 ※この記事は2017年6月28日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。

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『ルーク・ケイジ』の見所を解説!街が生きている熱いドラマ

NetflixMCUが組んだオリジナルドラマルーク・ケイジの見所を紹介します。

 

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©Luke Cage/Marvel Television/ABC Studios/Netflix

 

概要

ルーク・ケイジは同名のコミックスなどを原作としたドラマで、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)に含まれます。

ルークはある実験をきっかけに怪力と無敵の皮膚を手に入れた元受刑者(冤罪)で、『パワーマン』などとも呼ばれているヒーローです。

また、彼はブラックパンサーらと並び、アメコミにおける「黒人ヒーロー」の第一世代かつ代表の一人であり、歴史的意義の強いキャラクターであると同時に人気が高いです。

わりと有名な話ですが、コミックオタクであるニコラス・ケイジの芸名はこのルーク・ケイジから取られているらしいです。

 

 ※この記事は2016年11月21日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。

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闇に舞う裏シビル・ウォー!『デアデビル』シーズン2の見所を解説

デアデビルシーズン2の見所を紹介していこうと思います。

余談ですが、最近Netflixに問い合わせの電話をしたら、保留中のメロディが『デアデビル』のオープニング曲だったのにびっくりしました。

どうやらマイリストに追加されたオリジナル作品のテーマ曲をランダムに流してるっぽいです。

 

シーズン1についてはこちら↓

lovecda.hatenablog.com

 

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©Daredevil/Marvel Television/ABC Studios/Netflix

 

概要

デアデビル』シーズン2は、ある意味一つの大事件です。

あのパニッシャーが、ついにMCUに参戦するからです。

パニッシャー/フランク・キャッスルは、マーベルにおける「悪人を始末しきるヒーロー」の代表中の代表です。

抗争に巻き込まれて家族を失ったことから、犯罪者に対して絶対に慈悲を与えない孤高の処刑人と化した、極めて純度の高いダークヒーローなのです。

その強烈なキャラクターから、過去に三度映画化されているほど非常に人気が高いです。

デアデビル』シーズン2では、そんな彼が単独タイトルに先駆けて登場し、「不殺」の信念を貫くデアデビルと対立します。

 

 ※この記事は2017年2月17日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。

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『ジェシカ・ジョーンズ』の見所を解説!超異色ヒーロースリラー

NetflixMCUが組んだオリジナルドラマジェシカ・ジョーンズ』の見所を紹介します。

 

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©Jessica Jones/Marvel Television/ABC Studios/Netflix

 

概要

ジェシカ・ジョーンズ』は『エイリアス』などのコミックスを原作としたドラマで、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)に含まれます。

主役のジェシカ・ジョーンズは、怪力と飛行能力(ドラマではほぼ大ジャンプ)を備えた元ヒーローで、このドラマでも一時期はヒーローを志していましたが、現在は私立探偵として活動しています。

 

※この記事は2016年11月18日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。

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『デアデビル』の見所を解説!MCU最高傑作!?

今回は、マーベル・シネマティック・ユニバースNetflixが組んだオリジナルドラマデアデビルの見所を紹介します。

 

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 ©Daredevil/Marvel Television/ABC Studios/Netflix

 

概要

デアデビルは同名のコミックスを原作としたドラマで、マーベル・スタジオが展開するマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)に含まれます。

主役のデアデビル/マシュー・マードックは、事故で視力を失った代わりに超感覚を得たクライムファイターで、昼は弁護士として働き、夜は街に巣食う犯罪者たちと戦っています。

デアデビルはマーベル・コミックスの中でもかなり上位に入る人気キャラで、過去にベン・アフレック主演で映画化もされています。

 

※この記事は2016年11月14日に旧ブログに投稿したエントリーの再掲です。

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それでも『最後のジェダイ』は駄作だと思う|スター・ウォーズEPⅧ感想・評論

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©Star Wars: The Last Jedi/Lucasfilm Ltd.

 

はじめに…『最後のジェダイ』が嫌いな人が嫌いな人へ

努力はしてみましたが、やっぱり僕は『最後のジェダイ』を好きになることができません。

だからといって、好きな人を否定するつもりはありませんし、本作の監督を中傷するつもりもありません。

この監督が関わった作品で大好きなものもあるので、彼に極端に力量がないと断じることもしません。

しかし、それでも『最後のジェダイ』は嫌いです。

時折、本作を嫌うことを否定する勢力を見かけます。

もちろん、本作を嫌うことを嫌うことは勝手ですが、本作を嫌うことを悪であるかのように糾弾する人がいるのです。

恐らく、あまりにも本作を嫌う人が多すぎて、その現状を、「新しいものを受け入れられない」だとか「みんなが嫌っているから嫌っている」などといったバイアスによるものか、もしくは欠点のあら探しによるものだと考えているのだと思います。

僕はその考えは間違っていると思います。

バイアスが働かなくても、あら探しをしなくても、多くの人に嫌われる「場合」というものはありえます。

純粋に、それがこの作品がもたらした結果なのだと思います。

また、監督のライアン・ジョンソン氏は、もともとの構想や伏線を全て無視し、さらにマーク・ハミル氏の苦言を聞き入れずに、キャラクターやシリーズ全体の見方を揺るがす作品を生み出しました。

そういう、ある種強行に近いプロセスを経ておきながら、中傷ではない単なる批判にも聞く耳を持たない態度をとっているのは、筋が通らないと感じます。

そんなわけで、以降は極力ロジカルにまとめた『最後のジェダイ』の批判です。

許容できる方のみお付き合いください。

 

※ネタバレ注意

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ブラック・ミラー『シロクマ』感想|言いたいことはわかるが普通すぎ

『シロクマ』

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©Black Mirror/Zeppotron/House of Tomorrow/Netflix

 

あらすじ

ある日、自宅と思わしき場所で目が覚めたヴィクトリアは、記憶を全て失っていた。

思い浮かぶのは、謎の少女などの断片的なイメージのみ。

家を出ると、周りの人々はスマートフォンなどを手にして自分のことを撮影してくるばかりで、誰も状況を説明してくれない。

そのうち、自分を狙うハンターたちが現れ、ヴィクトリアは状況がわからぬまま逃げ惑う。

その後、とある女性に救われたヴィクトリアは、この現象が「シグナル」による催眠状態で人間の本性がさらけ出されたことによるものだと聞く。

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